...私にしても小説家として何うかこうか生活出來るやうになつたので麹町の下宿を引拂ひ...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館ひどい嵐です...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...麹町の詩人へも行つた樣子だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「――つまりこの女の情夫である麹町の殿様半次が一番怪しいということになる...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...我々が麹町に移ってから五ヶ月目の九月一日であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...麹町(こうじまち)の家には来てもらいたくないと...
太宰治 「正義と微笑」
...いうことから今麹町(こうじまち)の番丁(ばんちょう)に住んで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...車が麹町(こうじまち)の通を日比谷へ向う時...
田山花袋 「蒲団」
...麹町(こうじまち)ですか麻布(あざぶ)ですか...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...麹町署から警視庁へと伝達され...
野村胡堂 「九つの鍵」
...麹町へ巨蠎(うはばみ)なんか出つこはねえ」「今度のは巨蠎ぢやねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...麹町の三浦環さんの家のお茶の会...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...麹町の二松学舎へ通つて作文問題の用意のために改めて漢文と国文に身を入れようとした...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...麹町三番町の父母を訪ねた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...麹町の本家で男の恐ろしさをいやというほど経験したのに...
山本周五郎 「さぶ」
...麹屋(こうじや)ではくるみ味噌を十幾樽(たる)かだめにしたそうである...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...麹町の方へ出て行った...
夢野久作 「暗黒公使」
...お目にかかるのは初めてにござります」「ほほう……麹町の法月一学殿といえば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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