...いわば天下を家として随所に青山あるを信ずる北海人の気魄(きはく)を...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...全早稻田の精神氣魄を擴充し抱擁した歌詞といひ旋律といひ...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...これでさい気魄を増す事大なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それとも彼等は彼のこうまで落魄(らくはく)している境遇へつけこんで...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...殺人的気魄を放射する穴に変っていた...
直木三十五 「南国太平記」
...人は落魄(らくはく)して...
永井荷風 「草紅葉」
...考證の文学に従ふ気魄に乏しく...
永井荷風 「来訪者」
...たしかに魂魄の致すところに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...魂魄(こんぱく)となって奥様をお守り申して...
中里介山 「大菩薩峠」
...その魂魄(こんぱく)を失い五色主無(ごしきしゅな)し...
中島敦 「弟子」
...氣魄(きはく)は平次に噛みつきさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...魂魄(たましひ)がその邊に迷つてゐるのに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな季節のながいあひだぼくの生活は落魄してひどく窮乏になつてしまつた家具は一隅に投げ倒され冬の 埃の 薄命の日ざしのなかで蠅はぶむぶむと窓に飛んでる...
萩原朔太郎 「青猫」
...おちぶれないだけの気魄をそういう物語の中からも知らしておいてやることは大切だわね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...予は和蘭(ヲランダ)派のリユウバンスに就(つい)て其(その)気魄(きはく)と精力の偉大...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...毅魄(きはく)は千載(ざい)に中原(ちゅうげん)を定めん」となす...
吉川英治 「三国志」
...魂魄(こんぱく)はつねに北闕(ほくけつ)の天を望まんもし命に背(そむ)き義を軽くせば君も継体(けいたい)の君に非(あら)ず臣も忠烈の臣に非ずと...
吉川英治 「私本太平記」
...わが国における伝統破壊の気魄は...
和辻哲郎 「鎖国」
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