...わーっと、鬨の声が上った...
直木三十五 「南国太平記」
...軍歌も鬨の声も揚げない時はがやがや何か喋舌(しゃべ)ってる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...向うの方で急にわっと云う鬨の声がして...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...◇四万の田村の番頭さん達はヨイヨイヨイサ鬨の声あげて丑の刻知らすヨイヨイヨイサ夜の夜中だ番頭さんも眠いヨイヨイヨイサ眠い顔して鬨の声あげたヨイヨイヨイサ丁度この日は土用の丑の日である...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...外部と呼応して囚人が鬨の声を揚げる...
牧逸馬 「双面獣」
...見物は鬨の声を挙げて悦んだ...
牧野信一 「熱海線私語」
...妙に不調和な笑い声とも鬨の声ともつかぬどよめきが起って...
牧野信一 「鬼涙村」
...スパルタの下院議員がアテネ討伐の可決に立ち上つた時のやうに湧き立つて鬨の声をあげるや...
牧野信一 「酒盗人」
...どつと鬨の声を挙げておし寄せた...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...一勢にワーツといふ鬨の声を挙げた...
牧野信一 「南風譜」
...ワツといふ鬨の声といつしよに...
牧野信一 「肉桂樹」
...鬨の声と共に川向ひの篝火は益々火勢を挙げて...
牧野信一 「舞踏会余話」
...そしてまた鬨の声をあげてワーワーと騒ぐだけのことなのだから...
牧野信一 「円卓子での話」
...また行列が鬨の声をあげた...
牧野信一 「山を降る一隊」
...鬨の声を挙げて仕度にとりかゝつた処へ滝尾が酒樽を担いで戻つて来た...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...ワツと子供たちは鬨の声をあげました...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...鬨の声があがる、霧に代わって濛々と馬けむりが立ちこめているかに望まれる...
吉川英治 「上杉謙信」
...人間の鬨の声とが...
吉川英治 「源頼朝」
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