...鼓動(こどう)は高鳴り...
海野十三 「壊れたバリコン」
...日本に来てよかった、と胸が高鳴り、興奮のため坐っていられず、充分に座席があったのに横浜から新橋まで一時間、自分は殆(ほとん)ど立ったままであった...
太宰治 「惜別」
...初陣(ういじん)の武士が感ずる胸の高鳴りと武者ぶるいを覚えた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...――それとも自分の心臓の高鳴りだったろうか?「誰だ...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...外は泡立つ海神の無限の潮(うしほ)澎湃(ほうはい)と高鳴り渡り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼の胸ははげしく高鳴りはじめた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...好き敵御参(ごさん)という自負心は高鳴りをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...耳もとに高鳴りして来たものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...西沢の水声が襲うように高鳴りする...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...胸の鼓動が高鳴ります...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...大変ッ」遥かの方からガラッ八の声が高鳴ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎の叱(しつた)が夜空に響いて高鳴ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼の心臓は異常なまでに高鳴り...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...私は手を叩いた――私の鼓動は高鳴り血管は躍つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...得難い胸の高鳴りを覚えた...
牧野信一 「心象風景」
...よろこびが正に何かに転じようとする際の音ない高鳴りに満ちている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこに始めていのちの潮が高鳴りの響きを伝へる...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...日本的詩情の高鳴りを感じる者だ...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
便利!手書き漢字入力検索
