...行く末高徳の聖(ひじり)になって...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...『あの老僧は高徳の方だけあつて...
田山花袋 「道綱の母」
...實(じつ)に高徳(かうとく)のあの上人(しゃうにん)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...女史の高徳義心一身を犠牲として兄に秘密を守らしめ...
福田英子 「妾の半生涯」
...また綺堂先生が『半七捕物帳』中の「唐人飴」や「青山の仇討」に見られるがごとき青山高徳寺境内の光景にのみ筆を費し過ぎたかもしれない...
正岡容 「下谷練塀小路」
...ただこの高齢、高徳の士、不世出の国粋芸術家梅津只圓翁の真骨頂を世に伝えたい微衷に他ならない事を御諒恕賜わらば幸甚である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...児島高徳とは?」道誉はこの名を胸中に忘れていないが...
吉川英治 「私本太平記」
...子息の権ノ五郎と高徳らが追ッついたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...ただの朴(ぼく)とつ漢(かん)とばかり彼を見ていた五郎は急に高徳を見直していた...
吉川英治 「私本太平記」
...でも五郎には高徳のそんな神経が「ても...
吉川英治 「私本太平記」
...児島高徳と、大覚ノ宮とである...
吉川英治 「私本太平記」
...船坂峠で一たん軍を解いて権ノ五郎とも別れた高徳は...
吉川英治 「私本太平記」
...「大覚さま」高徳は...
吉川英治 「私本太平記」
...……立ち去らねば人を呼ぶぞえ」ほんとに、呼び立てそうに見えたので、高徳はあわてて、「あいや」中坪の内へ、転(まろ)び込むように這いすすみ、ことばも早口に、「ご不審ではございましょうが、決して曲者などではありませぬ」と、笠を脱(と)って、平伏した...
吉川英治 「私本太平記」
...――高徳は地に匍伏(ほふく)したまま...
吉川英治 「私本太平記」
...明けかけている」簗小屋を這い出すなり高徳は息をつめて畷(なわて)の方を凝視した...
吉川英治 「私本太平記」
...おとといの夜、ここでお姿を見失うてから、この高徳、どれほどお捜し申していたかしれませぬ」「知れぬはず、佐々木道誉という者の手に捕われて、つい今暁まで宿所の土倉に籠(こ)められていたのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...宮方の児島(こじま)三郎高徳(たかのり)なる者がおりまして」「ム...
吉川英治 「私本太平記」
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