「骨立」の意味
骨が目立つほど痩せている
「骨立」の例文(場面別)
- 日常会話彼は最近、骨立つほど痩せてしまった。
- 医療患者は骨立つほど痩せており、栄養失調が疑われる。
- 文学彼女の骨立つ姿は、孤独と苦悩を象徴していた。
小説での「骨立」の使い方
...されば僧坊に入りてより未だ幾日も過ぎざるに、苦行難業に色黒み、骨立ち、一目(ひとめ)にては十題判斷の老登科(らうとくわ)とも見えつべし...
高山樗牛 「瀧口入道」
...背中がなんとなく骨立っていて...
寺田寅彦 「子猫」
...手首の骨立った大きい手をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...少し骨立った額、高慢な鼻、どんな屁理屈でも饒舌りたてそうな薄い唇、そしてそれらが程よく整ってるのが、結局私の趣味に合わないらしいのを、私は初めて発見したかのように眺めた...
豊島与志雄 「道化役」
...肺を病んで、神経質で、痩せて、骨立って、顔色も浅黒く、そればかりか、日常の言語は、へんに精神的だがぽきりと棒ぎれのようだし、挙措動作も、はきはきしてるがぎごちなく、謂わば凡てに女性的な濡いと曲線とが乏しい彼女なのだが、その時の彼女の素振りには、おのずから流れ出た子供っぽいものがあったのだった...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...骨立った薄っぺらな固い感じがした...
豊島与志雄 「裸木」
...痩せた浅黒い顔が固く骨立っている...
豊島与志雄 「裸木」
...二十五歳というのに、額(ひたい)にはしわがより、頬(ほほ)はこけ、小鼻はおち、歯齦(はぐき)は現われ、顔色は青ざめ、首筋は骨立ち、鎖骨(さこつ)は飛び出し、手足はやせ細り、皮膚は土色になり、金髪には灰色の毛が交じっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...両肱(りょうひじ)は骨立ち...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...骸骨(がいこつ)の手のような骨立った弱々しい小さな手で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...骨立った手で、駕を掴みながら、よろめき出たのを見ると、玄白斎は、憎さよりも、不憫(ふびん)さが、胸を圧した...
直木三十五 「南国太平記」
...もって骨立(こつりつ)するに至った...
中島敦 「弟子」
...猶且(やつぱり)ずん/\と骨立(ほねだ)つて幹(みき)が更(さら)に形(かたち)づくられる程(ほど)旺盛(わうせい)な活力(くわつりよく)を恢復(くわいふく)するのである...
長塚節 「土」
...二万の群集は彼の屍(しかばね)を繞(めぐ)ってその骨立(こつりつ)せる面影(おもかげ)に驚かされた...
夏目漱石 「倫敦塔」
...骨立(ほねだ)った両手(りょうて)を合せ...
宮沢賢治 「雁の童子」
...瘠せた骨立った犬であった...
室生犀星 「幻影の都市」
...その痩せて骨立った...
山本周五郎 「菊千代抄」
...その突兀として幾つも骨立した山頂を見せてゐるのも...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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