...如何にも青い艸(くさ)を得た驢馬(ろば)のやうに...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...しかしクリストはイエルサレムへ驢馬を駆(か)つてはひる前に彼の十字架を背負つてゐた...
芥川龍之介 「西方の人」
...牝驢馬(めろば)五百...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その生るるよりして野驢馬(のろば)の駒(こま)の如し」というが如き...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...驢馬の始末なら、明日にでも通りがかりの旅商人(たびあきんど)に売り払ったらいいじゃないか...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...住宅の根の雑草にBO・BOと驢馬(ろば)の鳴く宵だったに相違ない――ちょうどその時...
谷譲次 「踊る地平線」
...驢馬の鳴声を鳴くより外はない...
種田山頭火 「砕けた瓦」
...例えば向うから驢馬が来たとする...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...自由に驢馬の足を家庭内に伸すことが出来るのだ...
豊島与志雄 「理想の女」
...見晴し茶屋からひとりで驢馬に乘る事にした...
林芙美子 「大島行」
...驢馬に乘つたりするのは嫌らひなのですが暮れかけてゐるので仕方なくラクダへ乘る...
林芙美子 「大島行」
...驢馬などを利用するところの...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...とうとう「驢馬」といふのに決つた...
堀辰雄 「二人の友」
...稍行くと驢馬は決して歩かない...
牧野信一 「読書と生活」
...麓に目隠しをされた驢馬が石臼を繞つて高粱を粉にしてゐる家がある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私はその驢馬の救はれない事を憐むのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼等は輕裝歩兵(ズアープ)と驢馬とを乘せるために...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...いや覚えのある家財道具までが百人余りの人間と数十の驢馬(ろば)や牛の背に積まれてやって来るではないか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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