...「驢馬の子に乗り爾(なんぢ)に来る」人道(ユウマニテエ)を迎へる為に...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...驢馬が歩き出すと...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...時には驢馬が通り過ぎてみたり...
上村松園 「余齢初旅」
...そこは驢馬に蹴られた痕(あと)なんでさ...
薄田泣菫 「茶話」
...驢馬の鳴声が続いて起った...
田中貢太郎 「蕎麦餅」
...住宅の根元の雑草にBO・BOと驢馬の鳴く晩だった――が...
谷譲次 「踊る地平線」
...これを彼(か)の「モロッコ」の冒頭に出て来るアラビア人と驢馬(ろば)のシーンに比べるとおもしろい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...驢馬もおつこつたのかも知れません...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...歸途に驢馬同人の諸君に向つて...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...彼奴は打たなければ歩かぬ驢馬となった! と嘆いたのは――」私は追いすがると同時に...
牧野信一 「ゼーロン」
...驢疲れて進む能わず...
南方熊楠 「十二支考」
...これは海驢、海馬などいう名が支那にも欧州にもあるごとく、遠見あたかも馬様に見える海獣(例せばセイウチ)の脚が鰭状(ひれじょう)を成して後ろを向きいるから言い出たであろうが、妖鬼の足が後ろ向きという事諸国に一汎で、たとえば『大宝積経』十三に、「妖魅反足の物」、百九に、〈地獄衆生、その足反りて後ろに向く〉、『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』の戯曲(じょうるり)に、熊野詣りの亡者あるいは逆立ち後ろ向き、これは今もこの辺で言う...
南方熊楠 「十二支考」
...第一お猿がいないし驢馬(ろば)もいないし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...驢馬ひき**は望みなしという意味ではない」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...驢にのって、驢の鞍に小さい桶を結いつけて...
吉川英治 「三国志」
...驢は、てこてこと、軽い蹄(ひづめ)をただ運んでいた...
吉川英治 「三国志」
...手廻りの家財を驢(ろ)や車に積み...
吉川英治 「三国志」
...驢馬(ろば)の耳みたいに垂(た)れた袋を見つめている)――ああ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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