...アメリカ訛(なま)りのある英語が!クロクロ島の秘密――驚くべし十万トンの怪物さすがの私も...
海野十三 「地球要塞」
...驚くべし、天理教の布教師と見えたのは素人探偵明智小五郎(こごろう)であったのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...」と艶然(えんぜん)と笑って出迎えたのは、ああ、驚くべし、竹青ではないか...
太宰治 「竹青」
...歴史小説というものが、この頃おそろしく流行して来たようだが、こころみにその二、三の内容をちらと拝見したら、驚くべし、れいの羽左、阪妻が、ここを先途(せんど)と活躍していた...
太宰治 「鉄面皮」
...おそらく生存者一名もなからん! 詳細なる日記をたずさえて目撃者現る! しかも驚くべし...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...そういう難問題に真向から取り組んだ彼は、驚くべし、このために研究室に十年ばかり立てこもって、不屈の勉強をつづけた...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...それが、戦後は、変りましたね、食いもの屋の多いこと、贅沢になったこと、驚くべし...
古川緑波 「八の字づくし」
...驚くべし補助椅子を売り切る大満員...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その多能驚くべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...猴の黠智(かっち)驚くべし...
南方熊楠 「十二支考」
...遠くこれを望むに驚くべし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...驚くべし紺絹キャリコの...
柳田国男 「雪国の春」
...然るに驚くべし、眉は最前から逆立ちをしております...
夢野久作 「鼻の表現」
...だがやがて、何処までもと思って尾(つ)けてゆくうちに、驚くべし、このふしぎな人物は、堂々と、江戸城の一門から、奥ふかい城中へ通ってしまった...
吉川英治 「大岡越前」
...愕然(がくぜん)、徳は杯をおいて、「やっ、何事だ?」帳(とばり)を払って面(おもて)を向けて見ると、驚くべし、山のような濁流の浪が、浪また浪を重ねて、すぐ陣前へ搏(う)ち煙っている...
吉川英治 「三国志」
...驚くべし、楊鋒の五人の息子といっていたのもみな蜀軍の武士たちで、蛮装(ばんそう)を解くや否、それぞれ甲鎧をあらためて、孔明を迎える列の端に加わっている...
吉川英治 「三国志」
...胆(たん)、驚くべし、女将軍の一丈青であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...驚くべし細君はその子供の泣く枕上に坐つてせつせと白河夜舟を漕いで居るのであつた...
若山牧水 「一家」
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