...誇張して驚きの声をあげる者もあるし...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...私の驚きと喜びとは察して貰えるだろう...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この驚きが、他の諸々(もろもろ)の驚きや、心痛を打消してしまった程も、ひどかったのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...最初バルーンを降す時に驚きの余り急いだため捲取機(ローラー)を使用せずに直接手で手繰(たぐ)り降してしまった事です...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...驚き思える理なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...貴女がどんなにお驚きになり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...相手のほうでは驚き怪しむような表情をして見つめているのを見かけた事もある...
寺田寅彦 「笑い」
...彼は靴音のような喜びと驚きと怖れとの雑った一種の苦しみで...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...その天火や泡立ち器などの巧みな使い方に驚き喜びかつ感謝する子供のごとく赤くなり首をすくめて言うだろう...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「あ、待ち兼ねていた、ここへ通してもらいたい」駒井は読んでいた手紙を巻きながら、待っていると、「御免下さりませ」おかみさんに案内されてそこへ面(おもて)を現わしたのは、年の頃五十恰好で、しかるべき大工の棟梁(とうりょう)といったような人柄の男でありましたが、甚三郎を見ると急に改まって、「これはこれは駒井の殿様でござりましたか、これはお珍らしいところで、思いがけなくお目にかかりまする」恭(うやうや)しくそこへ両手を突いたが、驚きのうちにも、相当の親しみがあるらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんなは圖星を指されたやうな驚きを感じたのである...
南部修太郎 「猫又先生」
...夜が明けたって日が暮れたって驚きゃしません」「急にいきり出すじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そしてこの驚きは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...聞く事毎(ごと)にお政はかつ驚き...
二葉亭四迷 「浮雲」
...いくら驚いても驚き足りないだろうね...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...(驚きたる様子...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...唯(ただ)一人暇を取らずにいた女中が驚き醒(さ)めて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...おそらくその唐突(とうとつ)な出仕(しゅっし)に殿上でもまた同じような怪しみと静かな驚きの渦紋(かもん)がよび起されていたことであったろう...
吉川英治 「私本太平記」
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