...途(みち)に一騎の驕将を懲(こ)らすといふ一段を五行或は四行の大字にものしぬるに字行(じのかたち)もシドロモドロにて且(かつ)墨の続(つ)かぬ処ありて読み難しと云へば其(そ)を宅眷(やから)に補はせなどしぬるほどに十一月(しもつき)に至りては宛(さな)がら雲霧の中に在る如く...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...而能尚ヒ二節倹ヲ一抑エ二驕惰ヲ一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それに罪の深い驕慢の心が起つたのを悔いると云つてあつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...かなり驕慢(きょうまん)に出来ていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...死んだお吉の驕慢(けうまん)な態度に對する非難がこもります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人を喰った驕慢(きょうまん)さがあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先(さ)き次第で驕傲(きょうごう)になったり柔和になったり...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...女に対して驕慢(きょうまん)な心にもついなりそうな境遇にいる源氏ではあるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その国民的驕慢の中にイザヤは滅亡の姿を見た...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...それが幾らかでもそこもとの立直るちからになって呉れればよいと思って……」少しも驕(おご)ったところのない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...謙信に代って驕慢(きょうまん)の罪を詫(わ)びてまいれ...
吉川英治 「上杉謙信」
...いつか驕慢(きょうまん)となってゆくその弟子とを...
吉川英治 「剣の四君子」
...敵を驕(おご)らせて味方は潰走(かいそう)して見せる...
吉川英治 「三国志」
...争覇(そうは)の敵の驕(おご)りに屈(くっ)する覚悟のもとでなければならない...
吉川英治 「私本太平記」
...「オヤ、向うからやって来るのは、蛙(かえる)かね?河鹿(かじか)かね?」自体、こうまでの風潮とすれば、武士の驕慢は、公卿にも一半の罪があったといえよう...
吉川英治 「私本太平記」
...あのお方一個が狡(ずる)くて驕慢(きょうまん)なわけでもない...
吉川英治 「私本太平記」
...驕児(きょうじ)信長を...
吉川英治 「新書太閤記」
...驕(おご)りと卑屈との対立から...
吉川英治 「新書太閤記」
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