「騒ぐ」の意味
やかましくする
小説での「騒ぐ」の使い方
...騒ぐ状(さま)なくじっと見据えた...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...人々が騒ぐうちにザブリと湖の中に潜ってしまって...
海野十三 「地球盗難」
...暇さえあればその間酒でも飲んで騒ぐというようなことはしない...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...お浜はもう放せの助けろのと騒ぐ峠は越して...
中里介山 「大菩薩峠」
...上を下へと騒ぐのを尻目にかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...村の人の騒ぐのは無理はないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすると、後ろ手の方で、またしても喧々囂々(けんけんごうごう)、人の罵(ののし)る声、騒ぐ物音、さあまた事が起ったぞ、喧嘩だな、喧嘩となれば、てっきり今の物々しい奴等、してまた、その相手は、待てよ、ことによると、おいらの御同行のあの気の早い、あんちゃんじゃあねえかな...
中里介山 「大菩薩峠」
...だから、騒げば騒ぐほど、国民の生活は苦しくなる...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...夜昼交替(こうたい)で騒ぐんだって」「御苦労様ですこと」「それでも取り合わないんですとさ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「騒ぐな、貴公の大筒も役に立つ時が来たのだ、この大筒で五貫目玉が撃てると解れば、気の毒だが、貴公の命に用事は無い、――この稲富喜三郎の天下を取った姿を見せないのは心残りだが、どうせ両立し難い俺と貴公だ、後腐れのないように、此処(ここ)で命を絶ってやる」「己れッ」「が、唯(ただ)は殺さぬ、貴公の発明した大筒その尾栓が命にかけて確かかどうか、試して見るのが今より外には無い、丁度幸い、貴公をその大筒の尾栓にくくり付け、稲富流自慢の強薬で、五貫目玉を撃出して見る、尾栓が破れて、貴公の身体が微塵になれば、自業自得、大筒の悪いせいで、誰を怨みようもあるまい、若しまた、尾栓が無事で、貴公の命が助かったら、――その時はまた其時の考えようがある」稲富喜三郎はズイと寄ると、縄付のままの井上半十郎を引っ立て、争い続くる半十郎をヘシ曲げるように、五貫目玉と強薬を装填して、口火を点ずるばかりに用意した大筒の尾栓に括り上げました...
野村胡堂 「江戸の火術」
...血を見ると有頂天になって騒ぐのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「おや?」中はザワザワと立ち騒ぐ人声...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...周囲の者が立騒ぐのを却って客観視し乍ら...
牧逸馬 「上海された男」
...「そんなに騒ぐことはないんだから...
槇本楠郎 「仔猫の裁判」
...「この方が鳥の騒ぐのを聞いて...
森鴎外 「雁」
...これよりは騒ぐことはなけれど...
森鴎外 「舞姫」
...一人の能登ノ介などに騒ぐには当らぬよ」そして長年は...
吉川英治 「私本太平記」
...水よ薬よと人々が立ち騒ぐのを聞きつけて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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