...時勢は駸々として黒潮の如く...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...米国の駸々として文明に進むゆえんのもの...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...頃来(このごろ)書肆駸々堂主人一小冊を携えて来り...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...我が邦(くに)教育事業駸々乎(しんしんこ)として進み...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...而(しか)して兵器の進歩は今日にあっても駸々(しんしん)として底止するところを知らず...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...帝国の権力は駸々乎(しんしんこ)として蚕虫(さんちゅう)が桑葉(そうよう)を食うがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ここ数年来の日本の大勢が駸々として特有の型のファッショ化の過程にあることは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...然れども駸々(しん/\)たる時勢の潮流は日々に彼れの党派を加へ来りて...
山路愛山 「明治文学史」
...襄の学業は駸々(しん/\)として進めり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...つづいて関内へ駸入し...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と冀州(きしゅう)の領土へ蝕(く)いこんで来た...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と堺に迫りつつある事態を告げ...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と斜谷(やこく)を取りひろげ...
吉川英治 「三国志」
...北から南へ北から南へと駸々(しんしん)と犯し来れるもののすべてそれは新しき国の名を持つ晋(しん)の旗であった...
吉川英治 「三国志」
...彼の勢力が駸々(しんしん)と諸州に根を張るようにでもなったすえには...
吉川英治 「私本太平記」
...そちには駸々(しんしん)たる時勢の歩みがわからんとみえるな」と...
吉川英治 「私本太平記」
...三州遠州美濃までも兵火を放って駸々(しんしん)とやってくる...
吉川英治 「新書太閤記」
...遺憾ながら秀吉の精鋭の駸々(しんしん)たる攻勢に利があって...
吉川英治 「新書太閤記」
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