...衆俗の目を駭かすことは到底一輪の紅薔薇に似た...
芥川龍之介 「谷崎潤一郎氏」
...殊に目を駭(おどろ)かせるは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その上「彼に属せざる者かれの天幕に住み……彼の跡は地に絶え彼の名は街衢(ちまた)に伝わらじ……彼はその民の中に子もなく孫もあらじ……これが日(審判を受けし日)を見るにおいて後に来る者は駭(おどろ)き先に出(い)でし者は怖(お)じ恐れん」...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...のけぞる位に駭(おどろ)いた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...その途端(とたん)にダリアはハッと駭(おどろ)いて...
海野十三 「赤外線男」
...そして駭(おどろ)くべき熟練をもって...
海野十三 「爬虫館事件」
...三郎はひどく駭(おどろ)いて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...金はますます駭(おどろ)いたが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...寇家の両親はそれを聞くとひどく駭いて車に乗って駈けつけた...
田中貢太郎 「水莽草」
...見も知らぬ人の顔になっているので駭いてしまった...
田中貢太郎 「陸判」
...駭絶の事実として意識したる刹那の最も厳密なる表現也...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...鷲尾が内心駭(おどろ)いてるのは...
徳永直 「冬枯れ」
...それが本当に全世界を震駭(しんがい)させる爆弾として完成されたか否かは分らなかったのである...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...いたずらに溝渠鼠(どぶねずみ)の安眠を妨害したに過ぎませんでしたよ」「わたしはべつに何も捜しに来たのじゃないのですが……」と冬木は明らかに驚駭(おどろき)の色を面に現しながら...
平林初之輔 「五階の窓」
...大熊星の下にいかなる王天下を震駭せしめつつありや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...驚駭と戦慄とを極めた大悪夢でなければならぬ事が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...駭心(がいしん)に価(あたい)する事実を提供しているんだよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いかに天下を震駭(しんがい)させたかは...
吉川英治 「新書太閤記」
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