「馬琴」の意味
江戸時代の戯作者で「南総里見八犬伝」の作者
小説での「馬琴」の使い方
...思想的に臆病だつた馬琴は...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...馬琴の眼は、この淡彩の寒山拾得(かんざんじつとく)に落ちると、次第にやさしい潤(うるほ)ひを帯びて輝き出した...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...馬琴はいったん風呂を出ようとしたが...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...よく馬琴の癇(かん)にさわった...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...市兵衛はちょいと馬琴の顔を見て...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...曲亭馬琴の小説類が殊に多うございました...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...馬琴がしばしば飯台蓑笠漁隠(さりゅうぎょいん)と称した如くに飯台を戴(いただ)く因縁は持っていたのだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...道学の凝(かた)まり仁義忠孝の化物(ばけもの)のような馬琴すらも『仇討義理与犢鼻褌(かたきうちぎりとふんどし)』というような...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...考証好きの馬琴が代る代るに犬士をこの地方に遍歴(へめぐ)らさして置いて江戸城を見落さしたのを不思議に思う...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...馬琴はただに他人ばかりでなく家族にさえも余り喜ばれなかった苛細冷酷な偏屈者であった...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...馬琴はこれに反して画家の我儘を決して許さなかった...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...(明治四十一年五月六日『東京朝日新聞』)七十七人を載せる紙鳶(たこ)昔鎮西八郎が大紙鳶にその子を縛して伊豆の島から空に放ったというのは馬琴の才筆によって面白く描かれているが...
寺田寅彦 「話の種」
...六冊読切の馬琴物は大概読んでしまった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...画家の謝礼を著者が支払ふなんて云ふ事は馬琴北斎のむかしから聞いた事のない話です...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...単に文章家として見たところで、馬琴よりも、近松よりも、西鶴よりも上で、徳川期では、これに匹敵される文章は無い...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬琴(ばきん)の『昔語質屋庫(むかしがたりしちやのくら)』二に...
南方熊楠 「十二支考」
...僕は馬琴の金瓶梅しか読んだことはないが...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...馬琴などがよく用いた語だが...
柳田国男 「年中行事覚書」
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