...漁業で、網を引き裂かないようにするために設置する板のこと。「馬方板」。...
...日本舞踊で、男性の脇に立ち、太鼓を叩いたり、呼吸やリズムの指導をする脇方のこと。「馬方」。...
...その寺は?」「何ツて言つたけな……」馬方は考へて...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...馬方はとうとう自分ですべって引っくりかえって白いほこりがぱっと上がる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...仲間の馬方(うまかた)や村の人達の間をたずね廻りましたが...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...すると、滝壺の底から、河童が出て来て、馬の睾丸を抜こうとしましたそれを見て、馬方はいきなり、河童の首根っこを押えつけました...
豊島与志雄 「竜宮」
...夏の炎天には私も学校の帰途(かえりみち)井戸の水で車力や馬方と共に手拭(てぬぐい)を絞って汗を拭き...
永井荷風 「日和下駄」
...仲間馬方に至るまで食いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬方とが身動きをしたのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...旦那は御冗談者(ごじょうだんもの)だ」馬方どもが笑いますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし、先生が頑(がん)としてこの乗り方を改めないものですから、馬方もぜひなく、そのまま馬をひき出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その前で多数の雲助が「馬方蕎麦(そば)」の大盤振舞にありついているところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしたんだろ?馬方 気い取失うたのよ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...こんな所に?そめ お晩で――馬方 又...
三好十郎 「鈴が通る」
......
三好達治 「短歌集 日まはり」
...この馬方蕎麦、その他昔から有名であった蕎麦屋について蕎麦通の高村光雲翁の話では、御維新後、蕎麦は「もり、かけ」十六文、店の前の往来へ大抵正面に「二八」横の方に「二八蕎麦」と書いた大きな「あんどん」がおいてありまして、下開きの幅の広い板が台について障子紙を張ってあり、横長の「かけあんどん」には「そば、うどん、もり、かけ」と最初に書いて、それから「花巻、玉子とじ、天ぷら、しっぽく、南ばん」と順に右から左へ縦書にしてありました...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...一ぷくつけている馬方を見かけることがある...
矢田津世子 「凍雲」
...昔一人の馬方が馬に茶臼(ちゃうす)を附けて...
柳田國男 「日本の伝説」
...牛方(うしかた)・馬方の隊商は男ばかりになる...
柳田国男 「木綿以前の事」
...街道の旅人や馬方相手の...
吉川英治 「宮本武蔵」
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