...それでトナカイの首すじをなでました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...首すじがぞっと寒くなり...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...うしろから見える首すじのあたりの色はどうだったとたずねてみましたが...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...あらゆる年齢に従って首すじは最も微妙に人間らしい味を見せる...
高村光太郎 「人の首」
...小学校時代の初毛(うぶげ)の生えた曲線の多い首すじ...
高村光太郎 「人の首」
...三十代四十代の男の頼もしい首すじ...
高村光太郎 「人の首」
...三度目の打撃は受刑人の首すじから三度血をほとばしらせたが...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...首すじの汗をぬぐいながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...首すじや手の甲はいちめんに...
久生十蘭 「金狼」
...腕や首すじの変に張ったところも追々治ってきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...丸い腮(あご)から恰好のいい首すじへかけて透きとおるように白い……それが水色の着物に同じ色の羽織を着て黒い帯を締めて魂のない人形のように美しく気高く見えた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...そうして身体(からだ)を動かす拍子に両肩と首すじがピリピリと痛むのに気が付いた...
夢野久作 「暗黒公使」
...先刻(さっき)からてれ隠しに台所の方へ出たり入ったりしてお茶を入れかけていた嬢次母子(おやこ)は首すじまで赤くなってしまった...
夢野久作 「暗黒公使」
...矢代は首すじから背中の半面へかけひどい疲れで鈍痛を覚えた...
横光利一 「旅愁」
...胴の方とおわかれをするぜ」馬春堂は思わず首すじへ手をやってみて...
吉川英治 「江戸三国志」
...びっくりしたように首すじを撫でて上を仰ぐと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お稲の手を、首すじに感じて、百は、あらい動悸(どうき)と、熱い血に、眼がまわって、「ど、どうするんだい、おらを」「じっとしていらっしゃい...
吉川英治 「野槌の百」
...源次郎少年の首すじを通って返ったばかりの切ッ先がすぐ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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