...悪童どもは大饗宴を張ったことである...
石川欣一 「比島投降記」
...奉仕の品品の饗應にあづかつてゐる大學生たちの黒い密林のなかを白いエプロンかけた給仕の少女たちが...
太宰治 「逆行」
...清水屋という怪しい家へ渡すことにしてそこで酒の饗応(ちそう)になって帰って来たところであった...
田中貢太郎 「女の首」
...私も戴(いただ)きますから」讓はさっさと一ぱい饗応(ごちそう)になってから帰ろうと思った...
田中貢太郎 「蟇の血」
...翌日になると洞庭君は凝碧宮に饗宴を設けて御馳走をした...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...かくて饗宴は善美盡して(with much magnificence)大廣間に張られたが...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...その頭取として管理されていた農業銀行の別室で饗応を受け...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...貞子が帰って行くと、啓吉は白い封筒を襯衣のポケットへ入れて教室へ帰って来たが、教室ではリヤ王が劇に組まれて、饗庭芳子が、男の声でリヤ王を演じていた...
林芙美子 「泣虫小僧」
...死の饗宴と化したのである...
火野葦平 「花と龍」
...棟梁送りの饗宴(きょうえん)を張ろうとしていたのである...
本庄陸男 「石狩川」
...チムール諸国使節を大饗するに馬の炙(やきもの)の脚を去り...
南方熊楠 「十二支考」
...断片は饗庭篁村(あへばくわうそん)さんの蔵する所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...徴は年を饗(う)くること僅に三十八であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これに饗(きょう)する酒飯の価は聊(いささか)の売文銭の能(よ)く償う所ではなかった...
森鴎外 「細木香以」
...抽斎は遺られた所の海を饗(きょう)することを命じた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...饗応にあずかろう...
吉川英治 「私本太平記」
...茶亭で午(ひる)の饗宴がすむと...
吉川英治 「新書太閤記」
...都の官人を迎えれば、必ず、饗宴となるのは、この時代からの、地方吏の風習だった...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
