...夕餉(ゆふげ)參らすべければ來まさずやと案内したるに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...表二階の方へ餉台(ちゃぶだい)を繋いで...
泉鏡花 「浮舟」
...朱塗りの餉台の上に両肱をついて...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...春日にて昼餉を食し延園を招ぎ三味線をさらふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...風月堂に徃き昼餉を食す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...風月堂にて夕餉をなし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...卯平(うへい)は暇(ひま)を惜(を)しがる勘次(かんじ)が唐鍬(たうぐは)を執(とつ)て出(で)た時(とき)朝餉(あさげ)の後(あと)の口(くち)を五月蠅(うるさ)く鳴(な)らしながら火鉢(ひばち)の前(まへ)にどつかりと坐(すわ)つて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...小さい茶餉台に向う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...私が読んだって面白くないンだもの……」「あんまり人の前で本当のこというなよおい!」寛子は二階からぎくしゃくした茶餉台を持って降りて...
林芙美子 「泣虫小僧」
...夕餉(ゆうげ)の食卓を囲んだ燈(あかり)の下で...
牧野信一 「鬼涙村」
...箱根駅にて午餉(ひるげ)したたむるに皿の上に尺にも近かるべき魚一尾あり...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...(四月二十七日)夕餉したため了りて仰向に寝ながら左の方を見れば机の上に藤を活けたるいとよく水をあげて花は今を盛りの有様なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...柿をしゃぶって食餉のまわりぐるぐるつかまって歩いてやっぱり笑って居りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「夕餉(ゆうげ)までにおもしろき話一つ聞かせたまえ」と迫りたりき...
森鴎外 「文づかい」
...おそくなった午餉(ひるげ)を軽く喰(た)べてから家を出た...
山本周五郎 「落ち梅記」
...すぐに幸太郎を負って夕餉のしたくを始めた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...今朝は水入らずの朝餉(あさげ)を共にし...
吉川英治 「私本太平記」
...夕餉(ゆうげ)でも共にしようよ...
吉川英治 「私本太平記」
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