...唾を吐きかけても飽き足らぬと思いました...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...飽くことなき貪慾の深さによるので...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一週間も二週間もこんなところに籠城(ろうじょう)しているのに飽(あ)きてきた...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...彼はその笑いをいつ迄眺めても飽きない気がしたのみならず...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...時々さも飽き飽きしたようにベッドに腰かけて...
徳田秋声 「黴」
...飽まで現在的社交的にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...随分見飽きないほどに美しい事がある...
永井荷風 「銀座」
...もっとも、山口屋も浮気で、お政に飽きて、山谷のお寿のところへ繁々(しげしげ)行くようになったそうですから、お政にしてみれば、冷飯食いの又次郎の機嫌などを取っちゃいられなかったでしょう」ガラッ八の話を聞きながら、平次は何やら深々と考えております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...作家としての彼の将来を飽くまでも期待する...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...今日は嬢の手料理に飽(あ)かんよりもむしろ嬢の温情に飽かん...
村井弦斎 「食道楽」
...(オウィディウス)(a)また容易さからくる飽満ほど我々の快楽を自然にさまたげるものはなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それにはよっぽど長持のする飽きない材料を選ばないと...
柳田国男 「木綿以前の事」
...しかも飽きるようすがない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...たえず飽浦方面に満を持して...
吉川英治 「私本太平記」
...これに対して信長は飽くまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...茶屋酒には飽いているてまえも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『たいそうお金に飽かせた衣裳でございまするの...
吉川英治 「夏虫行燈」
...飽きないようにね」内儀さんは...
吉川英治 「松のや露八」
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