...例えば私が飢えた人を愛して...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...で我々は飢えた胃袋と疲れた身体とを持ちあぐみながら...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...同時に又其の学院の飢えた友達のためのものとなるのだ...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「死んだ魂」
...更に慰楽に飢えた民衆一般の支持をうけ...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...この飢えたるロシアの民に...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...飢えたる人間にとってはバイブルがなんの役にも立たない如く...
辻潤 「錯覚自我説」
...もうこの血に飢えた行為に辟易していたし...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...寝間着のような長い仕事着をつけてる製本女工ら――飢えた眼つきで通りがかりの人の肉体まで見通す...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...飢えたすべての官能で輝いた光をむさぼり食った……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...飢えたる者が酒を飲ませられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...女の肉に飢えた野獣(けだもの)だ! 兄上! もはやこの軍使と言葉を交す要はござりませぬ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...「社会のなかに多数の飢えたものがいる...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...三平 飢えた胃袋にチーズは受付けまい...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...その詞を飢えたものが麪包(パン)を求めるように求めている積(つもり)で...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...今日は飢えた一日だった...
山本周五郎 「青べか日記」
...夜になると飢えた狼が横行するに任せてある……」といったような風説...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...飢えたるものには...
吉川英治 「新書太閤記」
...つまり“飢えた千鳥”だったのだと...
吉川英治 「随筆 新平家」
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