...おい青島……それをそっちにやってくれ……おいみんな手伝えな……一時間の後には俺たちはしこたまご馳走(ちそう)が食える身分になるんだ...
有島武郎 「ドモ又の死」
...すぐ食えるように茹(ゆ)でたのと両方あった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「晩にや女房のおまんまが食える」などというので...
石川欣一 「山を思う」
...メシだけは食える」「ドヤヒン(下宿料)は?」「払ってない」「そいじゃ...
高見順 「いやな感じ」
...そんなものが食えるかい!」それから...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...人間は金のある所へ寄るが鳥獣の分布はやはり「すぐに取って食える食物」の分布できまるものらしい...
寺田寅彦 「軽井沢」
...粟や黍は餅(もち)にしてもまだ食える...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「まあこれで今日の夕食は食えるし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
永井荷風 「偏奇館漫録」
...ほかの国ならばどんな魚でも食えるんだけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...いくらでも食える...
古川緑波 「このたび大阪」
...寄席(よせ)ぐらいへ出て食えるようにしておくつもりだったのだろう...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...しかしこの菌が食えると聞いたら...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...組長には相当な人間を他所からでも頼んできてそれで食えるだけの月給をやって働かせた方が得なのじゃ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...蓮の下の蓮根は食える物ゆえ来る人ごとに掘り取り...
南方熊楠 「十二支考」
...食える物は零余子(ぬかご)にいたるまで喰べ尽したかに見らるるが...
吉川英治 「上杉謙信」
...所詮、この世というものは、学識ある者も、教養のない者も、食える者も、食えない者も、一様に皆つづまるところ餓鬼(がき)の寄合いか...
吉川英治 「茶漬三略」
...食えるもの、毒なもの、闇に置けば光るものなど、私には到底見分けもつかず名も覚えられないものであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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