「飜」の意味
翻の旧字体
小説での「飜」の使い方
...彼を飜弄(ほんろう)しようとした...
芥川龍之介 「芋粥」
...卿等亦明日の新聞を飜すの時...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...当惑したことを覚えている)それからもう故人になった或隻脚(かたあし)の飜訳家もやはり銀座の或煙草屋に第二の僕を見かけていた...
芥川竜之介 「歯車」
...帝都の中央に白晝不穩の文字を染めた紅色の旗を飜して...
石川啄木 「所謂今度の事」
...褄(つま)が飜(かえ)る...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...その間に試みたのがツルゲーネフの『あいびき』の飜訳であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「秋風飜(ひるがえ)す黄金浪花千片か」などと所謂(いわゆる)君子蕩々然(とうとうぜん)とうそぶいていると...
太宰治 「竹青」
...上田秋成(うえだあきなり)が『西湖佳話(せいこかわ)』の中の『雷峯怪蹟(らいほうかいせき)』をそっくり飜案して蛇性の婬(いん)にしたのとは甚(はなは)だしい相違である...
田中貢太郎 「怪譚小説の話」
...訳者の他のすべての飜訳におけると同様に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...自殺の決心を飜して...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...日本長崎の出嶋には尚(な)おその国旗を飜(ひるがえ)して一日も地に下したることなきゆえ...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...或(あるい)は飜訳をさせればその返礼に金を与えるとか云うような事で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...・福田恒存(1953)「私の飜訳論」...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...近いうちに詩の雜誌として再刊することになつてゐる「四季」のために飜譯しかけてゐる「M・L・ブリッゲの手記」は...
堀辰雄 「「スタヴロギンの告白」の譯者に」
...英語に飜譯すれば「シビリアン」(市民)で...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...其錦旗を飜(ひるがへ)して東海道に下向し...
山路愛山 「明治文学史」
...私は身を飜(ひるがえ)して寝台の枕元に在る入口の扉(ドア)に駈け寄った...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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