...あなたの御側へ飛んで行くでしょう...
芥川龍之介 「報恩記」
...次ぎに空中に飛んで行く水蒸気を出しながらえ立つて来る...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...障子(しょうじ)のガラス越しに見える秋晴れの空を蜻蛉(とんぼ)の群れが引っ切りなしにだいたい南から北の方向に飛んで行く...
寺田寅彦 「柿の種」
...街道に沿うた松並木の影の中をこの椎茸がニョキ/\と飛んで行くのがドンナに可笑しかったろう...
寺田寅彦 「車」
...「彼はどこへでも飛んで行く...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...殆(ほと)んど水平に近い線をなしてかなりの速力で飛んで行くのがよく見える...
中谷宇吉郎 「由布院行」
...風の飛んで行く足跡が草の上に見える...
夏目漱石 「二百十日」
...納屋へ行って吉三郎を縛れ」「合点」飛んで行く八五郎を尻目に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「どうしたどうした」飛んで行くガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八」「判った親分」ガラッ八の八五郎はいきなり店へ飛んで行くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その邊に中身だつてあるだらう」平次がお勝手へ飛んで行くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は近所の噂を集めてくれ」「へエ」張りきつて飛んで行く八五郎の後ろ姿を眺め乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此處へつれて來い」「合點」八五郎は飛んで行くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(飛んで行く)儀十 さあ行こう...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...夢遊する生命とでもいうような霊性をおびたようすでしずかに東のほうへ飛んで行く...
久生十蘭 「だいこん」
...真直ぐに飛んで行くもの!その故国に帰る白い列におれ...
槇村浩 「間島パルチザンの歌」
...さて鶴が些(すこし)休息しようとしだすと蝶はたちまちその背を離れ予の方が捷いと言いながら前へと飛んで行く...
南方熊楠 「十二支考」
...手弁当でビュービューと満洲へ飛んで行く...
夢野久作 「近世快人伝」
便利!手書き漢字入力検索
