...顎髯は伸び放題に伸びる...
薄田泣菫 「茶話」
...顎(あご)から頤(おとがい)にかけては其人の弱点を一番持っている...
高村光太郎 「人の首」
...顎髯の男が云った...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...下顎(したあご)の出た猿のようなこの老人は...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...きれいに刈り込んだ小さな顎鬚や...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...かなり異様な顎ひげもよそ目にはそれと同じ感じがした...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...その漆黒の顎鬚は真っ青な顔から妙に目立っており...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...丁度蛙の顎(あご)のようだ...
豊島与志雄 「蠱惑」
...へツ」ガラツ八は平掌(ひらて)で長い顎を逆撫でにして居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お伴します」呉絽(ごろ)顎十郎が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...顎十郎は、へらへら笑いだして、「まア、そう、ご立腹なさるな...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...顎十郎の言う通り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...日ごろあまりものに動じない顎十郎もさすがにうんざりしてきたと見えて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...わたくしもかんがえておりましたのです」顎十郎は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼はステッキの頭で顎をいやというほど打ったり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...辛うじてZの顎の下から逼ひ出して蒸汽の目潰しから逃れたかとおもふと...
牧野信一 「剥製」
...顎(あご)で差す...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...間もなく、衣冠の囚獄吏が、令史(れいし)、府生(ふしょう)、獄丁(ごくてい)などの下役をしたがえて、外にたたずみ、「出してやれ」と、顎で命じた...
吉川英治 「平の将門」
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