...斯くわが心に負(そむ)きて人に頼るも...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...また新らしく他人を頼る心を起こさしては悪いという理由で...
伊藤野枝 「転機」
...事にこだはるな、物にとゞこほるな、自己に侫るな、他己に頼るな...
種田山頭火 「松山日記」
...それにばかり頼ることの危険なこともわかるであらうと思ふ...
田山録弥 「小説新論」
...自分の感情に頼ることができないで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同情の深い小梅(こうめ)の伯父(をぢ)さんに頼るより外(ほか)に道がない...
永井荷風 「すみだ川」
...一にも二にもこの人を頼る気になったらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...外に頼るところもない親子...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外(ほか)に頼るところもない親子...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの似非修驗者(えせしゆげんじや)か」「でも他に頼る人もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奉公人の外に頼る者がないとは可哀想ぢやないか」「そこを見込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頼る者とては私一人だったのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...お前が頼るよりほかない人間の死期を早めたんだぞ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...この(経験に頼る)点で...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかしながら定評とか他人の意見とかにばかり頼るということは危険である...
三木清 「如何に読書すべきか」
...清子たちがこの東京で頼る唯一人の同郷人だった...
矢田津世子 「茶粥の記」
...隣り近所だけしか頼るものはない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...この世に頼る人というものをお持ちなさらぬお千絵様……...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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