...頸(くび)に創(きず)があると云うのだから...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...純綿(じゅんめん)の紐(ひも)を通した頸飾(くびかざ)りであった...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...右手頸及び左脇腹にも...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...頸飾りと腕環(うでわ)の盗難事件のあったことも御存知でしょう?」それも存じておりますと...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...指さきでそっと頸を撫でながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...……それに襟頸(えりくび)が坊主襟じゃないか」と...
近松秋江 「うつり香」
...その頸(くび)筋と頬(ほお)が少し彼の眼にはいった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」と彼女は彼の頸(くび)に両腕を巻きつけながらつづけて言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...姐御の頸筋(くびすじ)へ傷を付けるのは虐(むご)たらしいねえ」「その血染めの剃刀で俺の髭(ひげ)を当っているんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頸(くび)のすぐ下にボタンをかけた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...力まかせに頸を縊(し)められて死んでいた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼は前からそこいら中の店で眼をつけておいた品物を矢鱈無性に買いこんだものだ――馬の頸圏(くびわ)...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...もしや頸の骨でも挫きはなさいませんでして?」さう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...あなたに何だか頸ねっこをギューと据えられたみたいな気もしていらっしゃる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...四合引っぱずして置いて持っている棒で相手の頸の辺をなぐりつける)そっちじゃ無えぞ! (その間に仙太は半助と子分一の刀をかわし...
三好十郎 「斬られの仙太」
...その骨を長年袋へ入れ頸(くび)へ掛けていた昔の人が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はこの男がすくなくとも頸部か胸部の孰方(いずれ)かに放射線をあびているらしく...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...雪の衣を纏(まと)ったその頸(くび)を突っ込む...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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