...一体私は頗(すこぶ)る臆病な青年であって...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...浴室は頗る豪華なものであつた...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...英国は他の欧州諸国よりも人道的には頗る進歩していた国柄で...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...頗る愉快になって来た...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...自分はそれで頗る満足して暮らしていたのでした...
辻潤 「書斎」
...この点において世間の大勢順応論には頗る曖昧なものがあるようである...
津田左右吉 「陳言套語」
...頗る其の統一を鞏固にしたるものに似たり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...上御一人の覺え頗るめでたく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其聲頗る大にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その詩は頗る解し易いので...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...水には頗る強いと謂はれる...
牧野富太郎 「風に飜へる梧桐の実」
...頗る明治風の構へを持つた下宿屋が存してゐたが...
正岡容 「巣鴨菊」
...境内頗る廣治なる島也(伯耆民談)...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...ブルジョア的基礎經驗の中から發生したイデオロギーと雖も一定の歴史的時代にあつては頗る革命的なる眞理として妥當したのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...福助の小町は女なれども道のために身を捧げて毫(ごう)も惜むことなく凜(りん)として動かすべからざる気概見えて頗(すこぶ)る好し...
三木竹二 「明治座評」
...その営業頗(すこぶ)る盛大なり...
村井弦斎 「食道楽」
...「鳳仙頗美冶容多...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...美衣美食のと夢にさへ見たことがあるかどうか頗る怪しいものだ...
若山牧水 「一家」
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