...さるを思へば、そのはじめ、かゝる重き編輯の命を、おふけなくも、いなまずうけたまはりつるものかな、辭書編輯の業、碩學すらなやめるは、これなりけりと思ひ得たるにいたりては、初の鋭氣、頓にくじけて、心そゞろに畏れを抱くにいたりぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...頓に目覺むる心地す...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...7.新しきは頓に擡頭して其の勢衝るべからず...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...一切(いっさい)永住方針を執って吾生活の整頓に六年を費した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...頓に経済連盟あたりで評判が悪くなって来たのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...威力を頓に加えるに至ったのは全くここに由来するだろう...
戸坂潤 「読書法」
...「文学」としての文学が頓に復興して来たかである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...二の無鉄砲者のあとから従頓についてきて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...吾妻橋(あずまばし)両国橋(りょうごくばし)等の眺望は今日の処あまりに不整頓にして永代橋におけるが如く感興を一所に集注する事が出来ない...
永井荷風 「日和下駄」
...荷物が頓に輕くなる...
長塚節 「旅行に就いて」
...文芸評論は頓に盛んになつて...
中原中也 「我が詩観」
...五十に近づくと肉体は頓に衰え...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...爰に頓に國會を開て...
福沢諭吉 「帝室論」
...五十の半ばを過ぎたばかりの彼は健康頓に衰へ...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...尚また震後頓に涌水鈍りたる旧井戸を埋め...
牧野信一 「鏡地獄」
...――Kの家は、非常な老舗なのだが地震後は、家運頓に衰へて、嘗て十数人の職人が常に店先で花々しく製造に従事してゐたにも係はらず、何時か彼が一度前を通つた時に見たら、Kが、三四人の職人と一処になつて大俎の前に立つて、専念勇ましい音頭を執りながら、巧みにカマボコを叩いてゐた...
牧野信一 「貧しき日録」
...さうしてこれらの寄席は大正十四年以後頓に寂れ...
正岡容 「大正東京錦絵」
...歌声頓に変りたる...
吉井勇 「老境なるかな」
便利!手書き漢字入力検索
- 俳優の竹野内豊さん: 「ガス人間」 元ヤクザの上場企業社長を演じる怪演 🎭
- 実業家の山口寿一さん: 巨人オーナー、来季監督人事は未定と説明。 🗣️
- 実業家の南場智子さん: DeNAのオーナーで、スポーツ振興くじの導入検討了承👩💼
