...亦一種の風韻(ふうゐん)無きに非らず...
芥川龍之介 「骨董羹」
...ふたりの狂笑の余韻も消えて...
江戸川乱歩 「影男」
...チリリイン! と涼しい余韻を...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それとわからないほどの余韻が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これが偈頌といふ韻文の出て來た所以である...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...これを作ると、書籍を校讐する時に、疑はしいもののある時、韻によつて探す...
内藤湖南 「支那目録學」
...言葉の母音ならびに子音のあい反映する領域がすなわち文字の韻律である...
中井正一 「うつす」
...奈良朝においては多分正常な音韻としては存在しなかったであろう...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...最後の行には韻もふんでなかったが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...余韻を長く叫んだ...
牧野信一 「貧しき日録」
...何かにギクリと悸された鼓動の余韻が...
牧野信一 「妄想患者」
...多くの表現と韻律とを贏ち得たことは...
室生犀星 「愛の詩集」
...」此日榛軒は又門人黒川雲岱(うんたい)に次韻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その創意が面白く、そこに機知と判断とがよくその務めを果しているならば、韻はへたでも、それこそ良い詩人なのでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...初めは低く暗い余韻のない――お寺の森の暗(やみ)に啼(な)く梟(ふくろう)の声に似た音色が出た...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...(四月十五日)「モリエエルの家庭」国立劇場コメデイ・フランセエズの舞台へ近頃初めて上(のぼ)され現に一週三度も演じて居る韻文劇「モリエエルの家庭」は文芸院学士(アカデミシヤン)マウリス・ドンネエ氏が文豪の伝記から脚色した五幕六場(ぢやう)の新作で...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...声は鐘を撞(つ)くように余韻と幅がある...
吉川英治 「三国志」
...そのキャアーッという声の余韻が...
吉川英治 「随筆 新平家」
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