...のみならず又両者の間に散文と韻文と云ふ掘割りの横はつてゐる所以でもない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...さすがにかの欧米の天に雷(らい)の如く響きわたりたる此等楽聖が深潭(しんたん)の胸をしぼりし天籟(てんらい)の遺韻をつたへて...
石川啄木 「閑天地」
...韻律がそれ自体のせいで嫌われているのなら...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...これが偈頌といふ韻文の出て來た所以である...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...なお哀哀たる余韻(よいん)の残るものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...気韻どころの騒ぎではない...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...美しさや聲の韻(にほひ)から言ふと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...即ち「韻文」であると...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...むしろ「無韻の韻文」などと言うよりは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...音韻組織に違いがあったろうと考えられるが...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...ミンミン蝉の条々たる余韻が低く高く舞ひ乱れた...
牧野信一 「創作生活にて」
...遠ざかれば遠ざかるほど繊細な余韻が鮮明となるかのやうだつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...しかも禅寺の松葉と見つけたる処神韻(しんいん)あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...現に『談林十百韻(とっぴゃくいん)』というのは江戸で出来た位で...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...韻を分つて詩を賦した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...韻文を書くのか散文を書くのか」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ不思議にもその傍ら音韻の研究をしていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...なんともいえない余韻(よいん)です...
吉川英治 「江戸三国志」
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