...亦一種の風韻(ふうゐん)無きに非らず...
芥川龍之介 「骨董羹」
...韻文(ゐんぶん)は散文とせずに韻文に訳出してゐる...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...きびしい非情の内側からあるともなしに匂ふものがあの神韻といふやつだろ...
高村光太郎 「智恵子抄」
...韻ハ水風ニ飄(ただよ)ヒ...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...しかし私は何かの余韻を愉しむかのようにそのままじっと動かなかった...
外村繁 「日を愛しむ」
...その美しい声にうたはれた無邪気な謡は今もなほこの耳になつかしい余韻をのこしてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...前者は即ち我等の言ふ「韻文」であり...
萩原朔太郎 「青猫」
...しかも情緒の濃厚なる神秘的気韻を特色とするのに...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...典型的なる形式主義の韻文を尊重していた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...古典の形式韻文を駆逐したのもこの時だった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...韻文・散文の言語を文字通りに...
萩原朔太郎 「詩の原理」
......
槇村浩 「人民詩人への戯詩」
...多くの表現と韻律とを贏ち得たことは...
室生犀星 「愛の詩集」
...小鳥の巣(押韻小曲五十九章)小序...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...ジャン!妖韻(よういん)のこもった鐘(かね)の音(ね)――そして一種の凄味(すごみ)をおびた貝(かい)の音(ね)がひびいてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...連歌師(れんがし)の紹巴(じょうは)などを交(まじ)えて百韻(ひゃくいん)を催した席でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...……しだいにかの女の吹鳴らすラッパの音韻の沈衰して行くままに...
吉行エイスケ 「戦争のファンタジイ」
...あの手紙が韻文(いんぶん)になっていることをお気づきにならなかったのです...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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