...詩や文学作品において、「音に聞く言葉」として表現される...
...「音に聞く」とは、単語の響きやリズムに着目して言葉を選ぶこと...
...音に聞く「えじつと」の沙漠でおぢやらう...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...これが音に聞く中坂思案外史だとはマダその時は知らなかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...音に聞く明智小五郎の手にかかっては...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...あんたが音に聞く明智先生ですかい...
江戸川乱歩 「影男」
...音に聞くアレキサンドル橋の袂(たもと)で...
谷譲次 「踊る地平線」
...幸子と雪子とが同音に聞くと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...音に聞く大正池の眺めは思の外に殺風景に思はれた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...音に聞く荒木又右衛門が武勇を現わしたところじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここは音に聞く鹿島灘――今...
中里介山 「大菩薩峠」
...音に聞く、勿来の関の古関の址...
中里介山 「大菩薩峠」
...音に聞く胆吹颪(いぶきおろし)は怖ろしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれが音に聞く木賊(とくさ)山と地主山か...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...音に聞く大酒とづぼらで...
正岡容 「落語家温泉録」
...「音に聞く松が浦島(うらしま)今日ぞ見るうべ心ある海人(あま)は住みけり」という古歌を口ずさんでいる源氏の様子が美しかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「音に聞く宇都宮殿の楠木征伐...
吉川英治 「私本太平記」
...音に聞く猛将の陣刀が...
吉川英治 「新書太閤記」
...音に聞く二龍山だナ」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...音に聞く蜈蚣峰(ごこうほう)の晩秋もうしろに越えて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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