...彼女の面色が悪い...
...彼の面色が複雑だった...
...プレゼン中、上司の面色を伺った...
...敵軍が面色を変えた...
...廉平堪(たま)りかねた面色(おももち)して...
泉鏡花 「悪獣篇」
...面色(かおいろ)も或は異様なりしなるべし...
関寛 「関牧塲創業記事」
...その面色(めんしょく)の穏かならぬことにはいよいよ驚かないわけにはゆかないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...「どこから来た」辻番は穏かならぬ面色(かおいろ)で咎(とが)めると...
中里介山 「大菩薩峠」
...この少年のなんだか沈んだ面色を見るにつけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...目標の笠は、ほどなく米友の前へ、ずっしずっしと通りかかりましたけれど、何の騒がぬ面色、足どりで、そのうちの一人が、チラと米友を横目に見ただけで、その前を素通りしてしまったのですから、けったいとも言わず、薬袋(やくたい)とも言わず、何事もなく素通りをしてしまったのですが、その一行は山科方面から来たには来たが、六地蔵の方へ向けて行くかと思うとそうでなく、米友の眼の前を素通りして、すぐに鍵の手に曲ったのは、三位一体の二体がすでに入門したと同じく、三宝院の門に向うのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...面色殊に鮮かに笑めるが如き形であった...
中里介山 「法然行伝」
...四門倉平馬が、面色を変じて、強請をつづけるのを眺めて、一松斎は、別に怒るでもなく、「そこまでその方が申すなら、見せても遣わそう...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...面色同等長短また等し...
南方熊楠 「十二支考」
...伊織の面色は此時變つてゐた...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...伊織の面色はこの時変っていた...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...なおしたたる汗に老眼晦(くら)く霞(かす)んで半刻ほどは常の面色にかえらなかったと...
吉川英治 「三国志」
...かたわらの貞満の気息やその面色を見て...
吉川英治 「私本太平記」
...すでに面色(めんしょく)もなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しかしその青い面色に一抹(まつ)の凄気(せいき)は見せたものの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...泣き顔ともつかない面色が...
吉川英治 「平の将門」
...やや面色を改めた...
吉川英治 「源頼朝」
...宗時が、臆面なく、近ごろ頼朝と妹のあいだに、眼につくほど恋文のやり取りや、忍んで会う夜もあるらしいなどと語ると、時政の面色は、何とも名状しようのない昏惑(こんわく)と憤りに、つつまれた...
吉川英治 「源頼朝」
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