「面の皮」の意味
顔の皮
小説での「面の皮」の使い方
...そして塩は結晶して地面の皮のやうになつて残る...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...面の皮の厚いもので...
直木三十五 「死までを語る」
...一方口(いっぽうぐち)ばかし堅(かた)めたって、知らねえ中(うち)に、裏口からおさらばをきめられちゃ、いい面の皮だ...
永井荷風 「狐」
...いい面の皮でもあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の侮辱に平然として屈せぬ面の皮がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「へツ、いゝ面の皮で、親分の言つた通り、見事に擔(かつ)がれましたよ」「守隨(もりずゐ)の若旦那は無事かい」「四日間あつしと狩屋(かりや)といふ浪人者と、店中の腕に覺えの手代達が十何人で見張つたが、ろくな蚤(のみ)にもさゝれやしません」「手紙は三本だけか」「それが不思議なんで、一向業(わざ)をしないくせに、脅(おど)かしの手紙だけは、毎日一本づつ五本まで來ましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...飛んだ面(つら)の皮で」「面の皮だけは餘計だよ」そんな事を言ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...良い面の皮見たいなもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いい面の皮さ……馬鹿馬鹿しい浮世じゃないの? 今の世は真心なんてものは薬にしたくもないのよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...いゝ面の皮さ……馬鹿馬鹿しいね浮世は...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...面の皮をヒン剥いてやる...
葉山嘉樹 「遺言文学」
...ヘン好い面の皮だ...
二葉亭四迷 「旅日記」
...その興奮の対象にされた日本太郎こそまことにいい面の皮だったともいえようし...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...生徒こそいい面の皮ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ヘツヘヘヘ、そんな事で一々踊らされて、無けなしの金で罐詰めの道具買つたり、製板の株買つたり、ハムを作るのに資本をかけたりして益々借金ふやす百姓こそ、いい面の皮だ...
三好十郎 「地熱」
...――いい面の皮だ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...あの僣上(せんじょう)な忠義ぶった面の皮を...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...たいがいな面の皮の人でも...
吉川英治 「くせ」
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