...織田殿(おだどの)の身内に鬼(おに)と聞えた柴田(しばた)の軍勢を斬(き)り靡(なび)けました...
芥川龍之介 「おしの」
...すら/\と向ふへ靡くのに乘つて...
泉鏡花 「遺稿」
...愛宕の山の上に白くふわふわと靡いてゐる一片の雲に心を惹かれたりするのか...
田山花袋 「道綱の母」
...それとひとこまおいてつづきの荒波のなかを分厚な唇をもったつわものが鬚(ひげ)を水に靡(なび)かせながら泳いでるのはアッシリアの彫刻にでもありそうな図だ...
中勘助 「胆石」
...葦(あし)の葉末(はずゑ)が微風(びふう)にも靡(なび)けられる樣(やう)に此(この)一語(ご)の爲(ため)に皆(みな)ぞよ/\と復(また)騷(さわ)いだ...
長塚節 「土」
...明治文壇を硯友社(けんゆうしや)の一派が風靡(ふうび)したおりとて...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...殆ど時を同くして啓蒙時代を風靡した幸福乃至完全性の思想との間には少からぬ隔りは存するが...
波多野精一 「時と永遠」
...家康に靡(なび)いたありさまを彷彿させるものがあった...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...ひらひら靡(なび)いて登って行くのが小さく見える...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...三明治落語界を風靡した滑稽舞踊「郭巨の釜掘り」の一節に...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...一世を風靡するという有り様となった...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...街樹の柳がすうと枝を靡かせて行く...
水野仙子 「散歩」
...男らしさの感覚から萎靡(いび)させられているのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「風の靡(なび)き」(にけりな里の海人(あま)の焚(た)く藻(も)の煙心弱さに)のたよりなさに以前よりもいっそうぼんやりと物思いを続けています...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...堕落書生の舌に任じて発する者即ち早く都門を風靡(ふうび)す...
山路愛山 「詩人論」
...風に靡く※の旗の列なった風景は戦国の昔...
横光利一 「欧洲紀行」
...三月十七日寄手(よせて)ことごとくこれを破却(はきゃく)菊池一類は本地へ向つて潰走(くわいそう)のままお味方総勢目下□追撃に移りをり肥後半国以上もはや風(ふう)に靡(なび)いて御座候ふとの報(しら)せだった...
吉川英治 「私本太平記」
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