例文・使い方一覧でみる「靠」の意味


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...靜子は鋼線(はりがね)の欄に(もた)れて見送つてゐた...   靜子は鋼線の欄に靠れて見送つてゐたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...秀英はその時楼の欄干に(もた)れてうっとりとしていた...   秀英はその時楼の欄干に靠れてうっとりとしていたの読み方
田中貢太郎 「断橋奇聞」

...欄干にれながらおぼろにかすむ大空を仰いだ...   欄干に靠れながらおぼろにかすむ大空を仰いだの読み方
谷崎潤一郎 「刺青」

...まゝよと思いながら私は上半身をせかけ...   まゝよと思いながら私は上半身を靠せかけの読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...たまたま彼女が空涙を流しながら(もた)れかかって来たりすると...   たまたま彼女が空涙を流しながら靠れかかって来たりするとの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...何分ぐらい立ったでしょうか? 私がアトリエのソオファに(もた)れて...   何分ぐらい立ったでしょうか? 私がアトリエのソオファに靠れての読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...なお硝子戸の引いてある手摺(てすり)に(もた)れて...   なお硝子戸の引いてある手摺に靠れての読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...窓辺に(もた)れて...   窓辺に靠れての読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...ぼんやり私の家の土蔵の白壁に身を(も)たせて...   ぼんやり私の家の土蔵の白壁に身を靠たせての読み方
夏目漱石 「硝子戸の中」

...そこで日当りの好い欄干(らんかん)に身を(も)たせたり...   そこで日当りの好い欄干に身を靠たせたりの読み方
夏目漱石 「硝子戸の中」

...開けた障子に(も)たれかかって庭を見ていたのさ」「別嬪(べっぴん)かね」「ああ別嬪だよ...   開けた障子に靠たれかかって庭を見ていたのさ」「別嬪かね」「ああ別嬪だよの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...銀時計でなくちゃ通用せん」小野さんは橋の手擦(てすり)に背を(も)たせたまま...   銀時計でなくちゃ通用せん」小野さんは橋の手擦に背を靠たせたままの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...しかし聴かないよりましじゃないか」「聴かない方がましなくらいだ」小林は嬉(うれ)しそうに身体(からだ)を椅子(いす)の背に(もた)せかけてまた笑い出した...   しかし聴かないよりましじゃないか」「聴かない方がましなくらいだ」小林は嬉しそうに身体を椅子の背に靠せかけてまた笑い出したの読み方
夏目漱石 「明暗」

...私は私に(もた)れているお前の肩に手をかけながら...   私は私に靠れているお前の肩に手をかけながらの読み方
堀辰雄 「風立ちぬ」

...細木夫人は自分が一人の見知らない青年の腕にほとんど(もた)れかかっているのに...   細木夫人は自分が一人の見知らない青年の腕にほとんど靠れかかっているのにの読み方
堀辰雄 「聖家族」

...お前がいつも私の腰かけることにしている椅子に(もた)れたまま...   お前がいつも私の腰かけることにしている椅子に靠れたままの読み方
堀辰雄 「楡の家」

...百代が萌黄立枠の和服で深く椅子の中に(もた)れ込み...   百代が萌黄立枠の和服で深く椅子の中に靠れ込みの読み方
宮本百合子 「明るい海浜」

...この椅子に(よ)っている2700家の長老の萎びた手に...   この椅子に靠っている2700家の長老の萎びた手にの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

「靠」の読みかた

「靠」の書き方・書き順

いろんなフォントで「靠」

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