「青黒」の意味
青みがかった黒色
「青黒」の例文(場面別)
- 日常会話彼のシャツは青黒い色で、とてもシックな印象だった。
- ファッション今シーズンのトレンドカラーは青黒で、多くのデザイナーが取り入れている。
- 美術この絵画の背景は青黒で、深みと神秘性を感じさせる。
小説での「青黒」の使い方
...彼女は青黒い夜空に浮かぶ星座を指差した...
...作業中に手が滑って、机に青黒い傷がついてしまった...
...青黒い粉状のお茶葉を湯飲みにセットして、お茶を点てた...
...彼の右目の周りには青黒いあざができていた...
...あの子の地味なスタイルに青黒いバッグが映えてる...
...何ともいえない気味の悪い青黒い壁のような大地であった...
海野十三 「三重宙返りの記」
...此石山の川岸に臨(さしかゝ)れる所に奇(めづら)しき石あり、其形(かた)ち磨磐(ひきうす)の如く、上下平(たひらか)にして周(めぐり)は三角四角五角八角等にして、石工(いしや)の切立し如く、色は青黒し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...今まで青黒く見えておった島々が薄紫に変って来る...
高浜虚子 「別府温泉」
...青黒くひかる海を...
田中英光 「オリンポスの果実」
...彼処(あすこ)に斯(こ)う少し湖水に出っぱった所に青黒(あおぐろ)いものが見えましょう――彼が唐崎(からさき)の松です」余は腰(こし)かけを離れて同行の姉妹(しまい)に指(ゆびさ)した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼女は平気な青黒く焼けた顔をうつむけて...
徳永直 「冬枯れ」
...白い氷と青黒い岩だけのこの世界は...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...青黒い流れの上を...
林芙美子 「下町」
...しかも明らかに打撲傷による出血と認められる青黒い大きい汚点(しみ)が幾カ所も残っていた...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...氷河には至るところに青黒い口を開けた地獄の入口がある...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...色が青黒く、頬骨がつき出ていて、唇がひどく厚い...
火野葦平 「花と龍」
...以前は島の名などは単なる遠望をもって青黒大小のごとき印象を表示したものが多かったが...
柳田國男 「地名の研究」
...かえっておとなしく青黒いトーテム・ポールのように建物の蔭に突っ立ち...
山川方夫 「愛のごとく」
...青黒い地獄色の皮膚...
夢野久作 「近世快人伝」
...色の青黒い、外国人じみた立派な痩形(やせがた)の紳士……あ...
夢野久作 「少女地獄」
...青黒く痙攣した顔面筋肉...
夢野久作 「冥土行進曲」
...顔と手の色が土のように青黒い...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...そこには病人らしい南洋の男女が、青黒い、萎(しな)びた肌(はだ)で、気乗のしない虚偽(うそ)の表情と、――おまへ達は虚偽(うそ)を知らない筈だのに!―張りのない、浮調子(うはつてうし)な声とで、狭い舞台に、――ああ、おまへ達は珊瑚礁の島が恋しからう!――踊つたり歌つたりして居る...
與謝野寛 「南洋館」
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