「青白い」の意味
青みがかった白い色
「青白い」の例文(場面別)
- 日常会話彼女は青白い顔をして、具合が悪そうだった。
- 文学表現月の光が青白く照らす森は、幻想的な雰囲気を醸し出していた。
- 医療患者は青白い皮膚色を示し、貧血が疑われた。
小説での「青白い」の使い方
...青白い額の上にジットリと脂汗(あぶらあせ)を滲(にじ)ませながら...
海野十三 「蠅男」
...青白い人は薔薇色(ばらいろ)のを用いるのが普通であるにも拘らず...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...夜になって辺りが闇にとざされる頃から青白い海霧(ガス)が寒(さ)む寒(ざ)むと立てこむ夜中にかけて墨のような闇の海を何処(どこ)をなにしにほっつき廻るのか家人が気を揉んで注意をしても一向に聞きいれないとのこと...
大阪圭吉 「死の快走船」
...柱と柱の間の青白い一条の光りが頭上の世界への他の出入口を示した...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...娘のマーガレット・ブレーアムという青白い可愛い...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...青白い光輝を放ち...
永井隆 「長崎の鐘」
...「何の病人だらう……」と、その刹那にふと眼に殘つた女のほつそりと痩せた、青白い、如何にも物寂しい感じの輪廓を持つた顏を思ひ浮べながら、私は考へた...
南部修太郎 「病院の窓」
...上品な青白い顔を緊張さして...
野村胡堂 「古城の真昼」
...青白い引締つた顏をしてをりますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青白い月の光の下では...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのうちに、香染(こうぞめ)の衣を着た、青白い顔の、人気のあった坊さんが静々と奥院の方から仄(ほのか)にゆらぎだして来て、衆生(しゅじょう)には背中を見せ、本尊菩薩(ぼさつ)に跪座立礼(きざりつれい)三拝して、説経壇の上に登ると、先刻嫁を罵(ののし)り、姑をこきおろした女(ひと)たちが、殊勝らしく、なんまいだなんまいだと数珠(じゅず)を繰っておがむ...
長谷川時雨 「西川小りん」
...青白い顔が赤く染まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あるいはマークの青白い顔が本当に見えたのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...あえて青白いような光ではなかった...
牧野富太郎 「火の玉を見たこと」
...ふたたび青白い美女は現われて来て...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...又は思想の底に隠されている冷たい青白いメスは...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その果てしない日の青白い薔薇色がゝつた光りに照らされてゐる小さな共同墓地をまざ/\見るやうな氣がした...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...お顔には青白い惑いだけが残ってみえる...
吉川英治 「私本太平記」
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