...露草の花が咲く季節は短い...
...庭に露草を植えた...
...露草の香りが漂う...
...彼女は露草が好きだと言っていた...
...露草を見つけては写真を撮っている...
...かげりゆく心母にそむきしその夜(よ)より白壁(しらかべ)によるならはせに露草(つゆぐさ)の花さきにけり...
竹久夢二 「どんたく」
......
種田山頭火 「行乞記」
...露草がもう咲いてゐた...
種田山頭火 「行乞記」
...・ききようかるかやことしの秋は寝床がある・日が暮れて夜が明けてそして乞ひはじめる(行乞)・風が吹きぬける風鈴と私・いちぢくにからまつたへちまの花で人を待つこれから露草の花ざかり・何もしないで濡タオルいちまいのすゞしさよ・死んだまねして蜘蛛はうごかない炎天・青葉がくれの...
種田山頭火 「行乞記」
...・みちは露草のつゝましい朝明けさかのぼる水底の秋となつてゐる小亀がういて秋暑い水をわたる旅の法衣のはらへどもおちないほこりつくり酒屋の柳いよ/\青し・けふのおひるは草にすわつてトマトふたつ昼寝のびやかだつたよ山とんぼ・山をまへに流れくる水へおしつこする・昼顔も私も濡れて涼しうなつた行程五里...
種田山頭火 「行乞記」
...露草の一りん二りん...
種田山頭火 「其中日記」
...・日向はあたたかくて芋虫も散歩する・朝は露草の花のさかりで・身にちかく鴉のなけばなんとなく・くもりしづけく柿の葉のちる音も・萩さいてではいりのみんな触れてゆく聟をとるとて家建てるとて石を運ぶや秋秋空ふかく爆音が...
種田山頭火 「其中日記」
...露草の何と美しいこと...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...花をつけた露草がいっぱいにしげっている...
徳永直 「白い道」
...市中繁華なる街路の間に夕顔昼顔(ひるがお)露草車前草(おおばこ)なぞいう雑草の花を見る閑地である...
永井荷風 「日和下駄」
...青山(あおやま)兵営の裏手より千駄(せんだ)ヶ谷(や)へ下(くだ)る道のほとりにも露草(つゆくさ)車前草(おおばこ)なぞと打交(うちまじ)りて多く生ず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...露草のように淋しく...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...描いたような美しい口元をひきしめながらあどけなく露草のなかをながめている...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...夜露を湛へた露草のやうに沾(うる)んでゐました...
牧野信一 「蛍」
...これなどはたしかによく熟した露草の実が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...露草の中に落ちていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...露草に濡れながら忍んで行く...
吉川英治 「大岡越前」
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