「露命」の意味
はかない命
「露命」の例文(場面別)
- 文学彼女の詩には、露命のようなはかなさが漂っている。
- 哲学人生は露命であり、一瞬の輝きにこそ価値がある。
- 日常会話この花の美しさは、まるで露命のようだね。
小説での「露命」の使い方
...下(しも)は露命も繋(つな)ぎ難い乞食(こじき)非人(ひにん)にまで及んでいた...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...辛ウジテ露命ヲツナイデルノサ」「ソンナコトガアルモンデスカ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...とき/″\夫人や母などが与えてくれる握り飯に露命をつないで...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...なんとか露命をつなぎ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...東京にてはいよ/\米の配給なくなり粗惡なるパンにて人民露命をつなぐやうになりしとの噂あり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...現に科学者哲学者などは直接世間と取引しては食って行けないからたいていは政府の保護の下に大学教授とか何とかいう役になってやっと露命をつないでいる...
夏目漱石 「道楽と職業」
...富岡はそれでやつと露命をつないだ...
林芙美子 「浮雲」
...人々はただ露命をつなぐだけのものを得んがために働くこととなり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...露命をつないでいた...
山本宣治 「猿の演説」
...憐れな猿となってその日その日の露命を僅かに飼主のお情にすがってつなぐか...
山本宣治 「猿の演説」
...タンポポの根なぞを掘って来て露命を繋いでいたというのだから驚く...
夢野久作 「近世快人伝」
...しかしたしかに、七人の露命は、梅雨の間を、それでつないだ...
吉川英治 「折々の記」
...これらの物で露命をつないでいた日のことを我れ人ともにもう忘れかけている...
吉川英治 「私本太平記」
...一体どうして露命を繋(つな)いでいるやら...
吉川英治 「新書太閤記」
...露命をつなぎかねているのじゃ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここに細々露命をつないでいた老僧らも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...露命の糸をつむいで来ようぞ」老母は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...露命をつないだ馬の沓の恩は忘れそうじゃと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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