...」零余子は相手が婦人だつたので...
薄田泣菫 「茶話」
...俳句の師匠として段々零余子を崇拝するやうになつた...
薄田泣菫 「茶話」
...良人(をつと)金子氏の肝煎(きもいり)で主人筋鈴木家の薬局に零余子を迎へる事にした...
薄田泣菫 「茶話」
...零余子の本職は粉薬(こぐすり)と粉薬とを乳鉢の中ですり混ぜる薬剤師である...
薄田泣菫 「茶話」
...零余子の仕事は閑(ひま)だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...」零余子もとうと神戸の方を思ひ切る事にした...
薄田泣菫 「茶話」
...零余子(れいよし)...
高浜虚子 「五百句」
...畑で零余子(むかご)を採っていると突然大きな芋虫が目について頭から爪先(つまさき)までしびれ上がったといったような幼時の経験の印象が前後関係とは切り離されてはっきり残っているくらいである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...下には零余子(れいよし)と雅号を使っている...
夏目漱石 「三四郎」
...しかし零余子はまったく知らん名である...
夏目漱石 「三四郎」
...零余子(れいよし)とはだれだろうと不思議がっている...
夏目漱石 「三四郎」
...この論文は零余子(れいよし)なる匿名のもとにあらわれたが...
夏目漱石 「三四郎」
...「ぜんたいぼくが零余子なんてけちな号を使わずに...
夏目漱石 「三四郎」
...ヤマノイモもナガイモも共に蔓上葉腋にいわゆるムカゴ一名ヌカゴすなわち零余子ができる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...かす谷という所で面白い繖形(さんけい)科の植物が水際にあるのを見付けて零余子(むかご)が茎へ出ていたので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...壁の穴に零余子(むかご)の蔓(つる)はこぞのままの枯れ葉をつけて...
室生犀星 「荻吹く歌」
...零余子(むかご)の葉叢(はむら)の中に馳(か)け込(こ)んだ...
横光利一 「日輪」
...食える物は零余子(ぬかご)にいたるまで喰べ尽したかに見らるるが...
吉川英治 「上杉謙信」
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