...遂には離れ離れになる...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そして可愛い茂とも離れ離れ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...得意になってこういう少年を連れて歩いていると人が思やせんかと電車が有楽町へ着くまでなるべく少年と離れ離れになっていた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...びっくりして離れ離れになって起(た)ちあがったが...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...頭の中で離れ離れになってなんの連絡もなかったいろいろの場所がちょうど数珠(じゅず)の玉を糸に連ねるように...
寺田寅彦 「写生紀行」
...後者は与えられた離れ離れの材料からそれによって合成されうべき可能の圏内に独創機能を働かせて建築を構成し綾錦(あやにしき)を織り成すものだとも言われないことはないのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...また彼ら相互も離れ離れになっている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...三人とも、離れ離れにいて、それぞれ勝手の形を取り、勝手の曲を奏(かな)ではじめた時が、合奏のはじまる時であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれを離れ離れの心中だと見てしまう者が多いのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...親と子は離れ離れになった...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんな離れ離れにならなくっちゃいけねえ」お絹はそれを聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...八畳の座敷は眇(びょう)たる二人を離れ離れに容(い)れて広過ぎる...
夏目漱石 「虞美人草」
...けれども離れ離れに見ると凡庸(ぼんよう)な道具が揃(そろ)って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...いつの間にか離れ離れになって動き出し...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...字のかくは離れ離れになり...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...国にそのような離れ離れのものが...
柳田国男 「こども風土記」
...離れ離れにあるいては同行にならぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...よもぎの寮という家から離れ離れに世間へ巣立って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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