...四季常に遊覧の雅人があとをたゝないと言ふ位の地方であつた...
石川三四郎 「半農生活者の群に入るまで」
...まことに東方の博雅の士である...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...お好み焼のことから美佐子は私が小柳雅子に夢中なことを知った...
高見順 「如何なる星の下に」
...兵卒どもはその品の高尚典雅に嘆息をもらしたと聖書に録されてあったけれども...
太宰治 「小志」
...蔓バラを典雅に絡(から)み合せた特徴ある図案は...
太宰治 「皮膚と心」
...風雅な潜門(くぐりもん)の家を...
永井荷風 「里の今昔」
...今日世界の都会中渡船なる古雅の趣を保存している処は日本の東京のみではあるまいか...
永井荷風 「日和下駄」
...簡素で逞ましいドリス様式と優雅ですっきりしたイオニア様式の融合した華麗の典型なるパルテノン...
野上豊一郎 「パルテノン」
...俗も風雅も一向寄り付かない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...箱に用いられた好みの優雅さはことさらにいうまでもない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...艶(えん)な高雅な風采(ふうさい)を備えた人であるために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...が飛騨の仕事のような雅致を残している所は...
柳宗悦 「陸中雑記」
...酒井雅楽頭(うたのかみ)が黙ってはおるまい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...其れを「碧山荘」と云ふ雅名で総称してゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...すぐ前月の六月には、六波羅からこの鎌倉表へ、――日野俊基(としもと)をはじめ、宮方陰謀の重大犯とみなさるる僧の文観(もんかん)、忠円、知教(ちぎょう)、遊雅(ゆうが)、円観(えんかん)など――あまたな縄付がぞくぞく押送(おうそう)されていた...
吉川英治 「私本太平記」
...優雅な線を描いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...およそ人ちがいをしそうな優雅な書風である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...行儀正しく優雅であるという評判が...
和辻哲郎 「鎖国」
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