「雄渾」の意味
力強くて深みのある表現
「雄渾」の例文(場面別)
- 文学・芸術彼の詩は雄渾な筆致で自然の偉大さを描き出している
- スポーツ解説選手の雄渾なプレーにスタンドから歓声が上がった
- ビジネスリポート当社の新戦略は市場に雄渾なインパクトを与えると期待される
- 歴史叙述織田信長の雄渾な生き様は現代でも多くの人を惹きつける
小説での「雄渾」の使い方
...松年先生の画風は渋い四条派で筆力雄渾だったが...
上村松園 「三人の師」
...莊重雄渾を旨とせよとの高田學長はじめ諸先生からの仰せつけがあつた爲...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...しかしあの校歌をして莊重にして雄渾...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...頗る簡勁雄渾の筆致を現はす事があるが...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...桁梁(けたはり)の雄渾(ゆうこん)(?)なところとを見ても...
中里介山 「大菩薩峠」
...これに比べるとトスカニーニのは壮大雄渾(ゆうこん)で荒々しく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...諸種の変化を要する中にも最も壮大雄渾(ゆうこん)の句あるを善しとす...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾の趣は説きがたしといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...皆雄渾ならざるはなし...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾なる句は少きを以て...
正岡子規 「俳諧大要」
...この外にも比較的に壮大雄渾なるものは枚挙に暇(いとま)あらず)一...
正岡子規 「俳諧大要」
...積極的美とはその意匠の壮大、雄渾、勁健(けいけん)、艶麗、活溌(かっぱつ)、奇警なるものをいい、消極的美とはその意匠の古雅、幽玄、悲惨、沈静、平易なるものをいう...
正岡子規 「俳人蕪村」
...(ただし壮大雄渾なるものに至りてはかえって上世に多きを見る)されば唐時代の文学より悟入したる芭蕉は俳句の上に消極の意匠を用うること多く...
正岡子規 「俳人蕪村」
...明澄雄渾(めいちょうゆうこん)な叙事詩の作者...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...この美しくも雄渾な群像を眺めつくしていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...行進曲の主題をなす雄渾熱烈な旋律が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...鳥居とそのうしろの雄渾な反り橋の様式化に応じて...
宮本百合子 「あられ笹」
...伝説時代のめぐりかえって来たような雄渾さで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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