「隠宅」の意味
隠れて住む家
「隠宅」の例文(場面別)
- 文学彼は都会の喧騒を逃れ、山奥に隠宅を構えて静かな生活を送っていた。
- 歴史戦国時代、多くの武将が敵から身を隠すために隠宅を利用した。
- 不動産この物件は隠宅として最適で、周囲にほとんど人が住んでいない。
- 日常会話最近、隠宅のような場所でゆっくり過ごしたいと思っているんだ。
小説での「隠宅」の使い方
...この街には隠宅があると聞いたことがある...
...隠宅に住む人は、人里離れたところで静かに暮らしている...
...彼女は隠宅でのんびり過ごすことが好きだ...
...映画や小説の中には、隠宅が重要な舞台として登場する物語もある...
...古い隠宅を改修して、古民家民宿として営業している場所もある...
...ささやかな隠宅(いんたく)を建(た)ててくださいました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...御幸山麓御幸寺境内の隠宅――高台で閑静で家も土地も清らかであり市街や山野の遠望も佳い――が殊に和尚さんにその人を得た...
種田山頭火 「一草庵日記」
...お客さんでいつぱいなので裏の隠宅――といへば名はいゝがその実はバラツク小屋――に泊めてもらう...
種田山頭火 「行乞記」
...御幸山麓御幸寺境内の隠宅である...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...もちろんある大財閥の血統の一人のこれは隠宅なので...
徳田秋声 「仮装人物」
...われわれの目には富商の隠宅か或は旗亭かとも思われた位で...
永井荷風 「上野」
...路地の内に蔵造(くらづくり)の質屋もあれば有徳(うとく)な人の隠宅(いんたく)らしい板塀も見える...
永井荷風 「路地」
...ここの奥の隠宅に引っ込んだ山右衛門は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この隠宅の方に引取って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...隠宅を飛び出してから四半刻の間...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...隙(ひま)さえあればフラフラ隠宅へやって行くが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...隠宅むきの小家の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...商家のつつましい隠宅とか...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...一中節の稽古所というより、誰かの隠宅か、囲い者の住居という感じだった...
山本周五郎 「花も刀も」
...原田甲斐の隠宅と知ったうえでのことである...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...湯島あたりのしゃれた隠宅で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「隠宅のことについては周防(すおう)(茂庭)から聞いている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ちょうどその夜は、例の汁講(しるこう)で、西山の隠宅に、講中の侍どもが打集(うちつど)うことになっておる」「それはお賑(にぎ)やかなことで、よい機(しお)に相違ございませんが、お年は老(と)っても女は女、それに……それにまた……お目通りする事がらが事がらでもございますゆえ、いかがなものかと存じますが」「なんのなんの、世間へ憚(はばか)ることも、羞恥(はにか)むことも少しもない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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