...その木の上の方に隠れたる朽ち穴があるに相違ないと思わる...
井上円了 「おばけの正体」
...どこへ隠れたのさあ」ファッショの妻君は...
海野十三 「空気男」
...むしろ一つの非常に精巧な器械の二つの部分が複雑きわまる隠れた仕掛けで連結していて...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...イワンの首がちよいと出て又隠れた...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...その隠れたる堅固さを知ってる少数の人々――蔑視的なる魂――からしか耳傾けられることはできなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その隠れたる磁力を感じてるがようだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...おぼろな隠れた理想的な力の用途を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...わたしの息子(むすこ)はわたしと一緒に壕(ごう)に隠れた...
原民喜 「鎮魂歌」
...もう動き出している」グラントの指示でメイがカーテンの後ろにさっと隠れた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...それと向い合った柳の木に軒燈の隠れた小さな煙草(たばこ)屋のほかはやはり記憶から消えてしまったけれどもその小さな煙草屋の玻璃棚が並べられて...
水上滝太郎 「山の手の子」
...この典侍だけを隠れた愛人にして慰められていた大将であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一つの手がかりは「にひなめ」またはニフナミ等という旧来の日本語の隠れたる意味と...
柳田国男 「海上の道」
...何かまだ我々の捉え得ない隠れた力が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...何か隠れたる仔細(しさい)のあることでなければなりませぬ...
柳田国男 「山の人生」
...隠れた性格を探し出して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...隠れたくなります」と...
吉川英治 「三国志」
...どこへ隠れたか』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...窓から飛びこんで来て彼女のうしろへ隠れた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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