「隙」の意味
物事の間の空き
小説での「隙」の使い方
...「金の調達が隙(ひま)どつて...
薄田泣菫 「恋妻であり敵であつた」
...あるいは座敷が狭くて床を敷くともう幽霊の出てくる隙間もないほどに...
橘外男 「蒲団」
...やがて隙を見つけたのか怪量の衣の袖へ啖(く)いついた...
田中貢太郎 「轆轤首」
...隙がございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...その虚僞と隙間の意識が何物よりも私には苦痛なのだ...
南部修太郎 「疑惑」
...お前の顏を覆つたマスクが忽にふはふはと動き出したのに驚く隙もなかつた...
南部修太郎 「疑惑」
...視野が隙間に応じて底辺三尺くらいの三角形にくりぬかれ...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...かなり間があったというのも解ってくる」平次の説明は寸毫(すんごう)の隙(すき)もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しお話し下さいませんか」平次は父親の忿怒(ふんぬ)の隙を狙って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ふと厚き板の間の隙(すき)より...
福田英子 「妾の半生涯」
...その隙間というのは壁の下の方で牢獄をぐるりと一まわりしている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...時間と海――その海の鹽は油斷も隙間もなくその館を蝕まうとしてゐるのです――に對して挑戰してゐます...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...河原にての殺しの息込隙(すき)なく...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...隙間(すきま)隙間を木綿の塵が占領し...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人の頭をした魚を料理するのを隙見して...
柳田国男 「雪国の春」
...その隙(すき)に...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...どこもかしこも閉めてしまっている戸の隙から...
横光利一 「上海」
...また眼球が萎縮し単なる無用の隙間に過ぎなくなったのである...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
