...四五町ほど隔たって居りましょう...
芥川龍之介 「藪の中」
...藪一つ隔たって居りますから...
芥川龍之介 「藪の中」
...今は木の葉のように小さく互い互いからかけ隔たって...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...年齢が隔たっていたせいもあるだろう...
梅崎春生 「狂い凧」
...大分隔たってしまった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...仮令一間(ま)隔たっていたとは云え...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...互に隔たっている訳で...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...番所と云っても桔梗の方の起き臥(ふ)しゝている居室からは遥かに隔たっているので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...六加藤の家は五町と隔たっておらなかった...
田山花袋 「田舎教師」
...第三篇淫蕩(いんとう)な人たち一 従僕の部屋にてフョードル・パーヴロヴィッチ・カラマゾフの家は町の中心からかなり隔たってはいたが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...とにかくどこか二十歩以上とは隔たっていないはずの灌木(かんぼく)のかげに誰かがいる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...数世紀隔たってる人々の心のうちにさえ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一町二町と隔たって舁がれて行く...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...昨日話したろう、あの通り言って四日市をたずねて下さいね、待っているから、きっとよ」「うーむ」「嘘ついちゃいやよ」「うーむ」「そうして、それから二人で、間(あい)の山(やま)へ行ってみましょうよ、昔の人に逢ってやったら、さぞ驚くでしょう」「うーむ」「先生様にお願い申して、きっとお寄りよ」「うーむ」「帰りでいけなければ、お前、行きにお寄りな――ほんとうは、こっちから京大阪へ出る方が順なのよ」「うーむ」「じゃあ、きっとね、帰りにね」こう言っている間に、舟は、隔たって行く...
中里介山 「大菩薩峠」
...日が日に積み重なり時間が時間と隔たってゆき...
原民喜 「鎮魂歌」
...支店長代理とは扉ひとつしか隔たっていない場所で自分の訴訟についての助言を求めるというようなことがありうるなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...時間的に隔たっているように思われるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...というよりもその間が相応に隔たっている...
柳田國男 「和州地名談」
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