「険しい」の意味
地形や様子が急で厳しいさま
小説での「険しい」の使い方
...だから私は腹の底に依然として険しい感情を蓄へながら...
芥川龍之介 「蜜柑」
...険しい目で葉子をちらっと見た...
有島武郎 「或る女」
...やがて二人は石ころや木株のある険しい坂道(さかみち)にかかりましたので...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...野鼠の様な地球の険しい背なかを匍匐することはそも誰が始めたかを痩せて矮少(ママ)である ORGANE を愛撫しつゝ歴史本の空ペエヂを翻へす心は平和な文弱である...
李箱 「LE URINE」
...井戸はない老人向うに何かが見えないか青年私が見るものは石のあひだに枯葉に半ば埋まつた穴ばかり老人お前はそれほどの尊い賜物が見つけ出されると思ふのかただ舟に帆をひろげるだけの骨折で険しい山を登るだけの骨折で? ああ...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「鷹の井戸(一幕)」
...相手の険しい顔色を見ると...
薄田泣菫 「茶話」
...険しい眼を光らせながら...
薄田泣菫 「茶話」
...世間が余りにこの女優に険しい顔を見せ過ぎたからに相違ない...
薄田泣菫 「茶話」
...烈しく私を非難するように険しい色を見せたがまたさりげなく二人のほうに注がれていた...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...山道でも最も険しいところへやってきたときのことだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...手狭な庸三の家庭に低迷している険しい空気に堪えられるはずもなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...険しい巖のように立ち並んでいた...
豊島与志雄 「二つの途」
...そしてその険しい道によって人は理想的完全の域に近づく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...険しい眼をして、右源太を見た...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...後者は麓に近い部分が独(ひと)り険しい路である...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...なにやら険しい足音と...
山本周五郎 「日本婦道記」
...城北へ細く険しい山道を目がけ...
吉川英治 「三国志」
...この日はもっとも険しい...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
