「陰険」の意味
心が暗くて悪意があること
「陰険」の例文(場面別)
- 職場環境彼の陰険な性格のせいで、チームの雰囲気が悪化している。
- 政治評論陰険な策略を用いて政敵を陥れようとする姿勢が批判されている。
- 学校いじめ陰険ないじめは表面化しにくく、教師が気づくのが遅れるケースが多い。
小説での「陰険」の使い方
...陰険な人は嫌われる...
...彼女は陰険に微笑んでいた...
...彼は陰険な言い方をしていた...
...陰険な噂が広まっている...
...彼は陰険な性格だ...
...それに対して東北の地元の生徒たちが陰険に何かしめし合せて卑屈な仕返しをしようとする傾向にも承服できないものがあった...
太宰治 「惜別」
...その家庭の幸福を最も陰険なる手段によって滅茶滅茶に破壊してしまう……そして昔貧ゆえに見向きもしてくれなかった上流富裕な階級に属する婦人たちの...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...其半生の悲惨なる歴史の跡が一々その陰険な皺(しわ)の中に織り込まれて居るやうに思はれる...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...その眼が妙に陰険な光りを帯びていた...
豊島与志雄 「微笑」
...聞いてさえその陰険卑劣なことに腹が立つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...陰険(いや)な奴等は忘れたいぞえ!味もへちまも持つてるもんかい...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...優雅な見せかけをしているが、ベラールは復讐心の強い、陰険な男だった...
久生十蘭 「悪の花束」
...それにしてもこんな陰険な振舞をするのは誰だろう...
久生十蘭 「金狼」
...額の抜けあがった浅黒い陰険そうな顔つきをし...
久生十蘭 「金狼」
...陰険で狡猾(こうかつ)な色が露骨に光っている...
火野葦平 「花と龍」
...両目がランランと陰険に光り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...憎んじゃいないよ」女が陰険な目で勝ち誇って睨みつけた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...「エヘン」という陰険な咳払いはベイツ氏が会議中発した唯一の言葉だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...シティの金儲け方法を我々に教えなくていい」ハースコートが陰険に笑って言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...現校長の沼田美子の派と次の校長を目ざす石川民子の派とは陰険に対立していた...
「海流」
...一体陰険な奴ですが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...本当に乱暴で陰険な女教師なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...陰険な悪党となり...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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