...爾らのうち誰(たれ)かよくおもい煩いてその生命(いのち)を寸陰も延べ得んや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...土地を奪われるなどいう誤解から陰謀をやって敵に通ずる...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...物(もの)の員(かず)長数(ちやうすう)は陰(いん)半数(はんすう)は陽(やう)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...重々しい雲は陰鬱(いんうつ)な層をなして空の四方をおおっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...山陰の尼子氏の如きもその分家に過ぎない――松の丸の閨縁(けいえん)によって豊臣秀吉の寵遇(ちょうぐう)を受け――といった名家であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわゆる化物屋敷はそれほど陰気にでき上がっていた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...裁判官の頭にしっくりとはまりながら赤みを帯びた陰影ができあがり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ある古い屋敷の上の方の陰気な部屋に下宿を取ることにした...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...色々の花を咲かせて楽しんだなぜ/\こんなに陽気だろ夏の神様大おこりはげた頭を光らして春の神様追ひやって雷さまがおきに入りすきな遊びは夕立だなぜ/\こんなに怒るだろ秋の神様やさしいな風をそよ/\野に送り七夕さまや天の川銀のお月さんぬっと出るなぜ/\こんなにやさしいだろ冬の神様陰気だな寒いこがらしお気に入りいつもしぶい顔ばかりなぜ/\こんなに陰気だろ大正十一年四月二十一日綴...
槇村浩 「四季」
...陰暦時代には便宜上一...
正岡子規 「墨汁一滴」
...わずかな時間のうちにもそうも言っておやりになるお言葉が積もるのかと老いた女房などは陰口を申していた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...扨栗陰とは誰か...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...陰気な、霧のような小雨だった...
山川方夫 「演技の果て」
...彼女(あのひと)の話は陰影がトテモ深いんですから...
夢野久作 「二重心臓」
...淮陰(わいいん)の歩隲(ほしつ)...
吉川英治 「三国志」
...殺気陰々たるものがある...
吉川英治 「三国志」
...良人の陰(かげ)で助ける女になれよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここには戦場の陰影も恐怖もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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